
子どもとの「信頼関係」って何?
「K’s club サロン」は、発達外来クリニック医院長・小児科医である河野政樹ドクターと特別支援教育のスペシャリストである小野隆行先生によるQ&Aが発信されるオンラインサロンです。
サロン内では皆さんからドクターに質問することも可能です。
本ページでは、K’s club サロンでの質問と回答を一部紹介します。
今回の質問は、下記のものです。
子どもとの信頼関係って何?
□質問
信頼関係を築くとはどういうことですか?職場では「子どもが保育士の言うことを聞く関係」を信頼関係としているように感じるのですが、それは違うのではないのかと思うのです。
□河野ドクター
幼児さんとの信頼関係となると、それは基本的な信頼関係ということになります。だから二者関係をしっかり継続していくということ。そして二者関係の基盤になるのは、甘えられるということ。だから甘えられて、それに応えてあげるということが、幼児さんにとっては一番基本的な信頼関係です。
それは本人が「この先生、大好きだから」先生の言うことを聞きたいというのと、「この先生は怖いから」先生の言うことを聞くようになるのと、少し違うような気がしますね。
先生のことが大好きだから言うことを聞きたい、従いたい、と思うのが本来の基本的な信頼関係だと思います。
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※本記事の内容は「K’s club サロン」の一部です。お子さんの発達や障がいなどについて、さらに詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
〈ドクター〉
河野政樹(虹の子どもクリニック院長)